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2020-05-16

カヌー犬第二章は日本一の清流・後編<仁淀川/高知県いの町>


カヌー犬第二章は日本一の清流・仁淀川下り。川のゴールデンタイムである早朝や、ハイライトシーンとなる沈下橋くぐりを経験して間もなくゴール。この時は名演技も披露してくれました。

このあと沈下橋をくぐって、瀬も無事にクリア


川漁師の存在

名越屋の瀬をクリアしたところ

名越屋沈下橋(なごやちんかばし)をくぐってその先の瀬を越えたところで、陽当たりの良い場所に出たようで太陽の光が川面に当たり始めました。

浮いているペットボトルは罠が沈めてある場所。川魚やエビなどを捕獲するカゴと繋がっています。
持ち主は漁師さん。仁淀川では川の幸を頂いて生計を立てる「川漁師(かわりょうし)」と呼ばれる方々が活躍中。同県の四万十川にも川漁師さんはいらっしゃいますが、全国的に見ればそれらは少数派。人と水辺の距離が近い高知県の川ならではの存在と言えます。

瀞場(とろば)

下流域の流れが無くなる空間

間もなく今回のゴール地点ですが、ここで清流からのプレゼント。

「瀞場(とろば)」
書いて字の如く「水」が「静かな」場所ですが、晴れで無風だと水面が鏡の代わりになって、風景がそっくり反転した二つの世界を楽しむことができます。
これが風があると水面が波立って「鏡」にはなりませんし、曇りでも景色が反転しません。ましてや向かい風となると進まないどころかカヌーが戻されるので、漕ぐのに必死な肉体労働状態になります。

この日は本当に素晴らしいカヌー日和。あとひと漕ぎすれば今回のゴール地点ですが、終わって欲しくない。そんな心境にさせられます。

川から上がりました

夢心地はこれでおしまい、これから鬼作業が待ってます。

まずカヌーを車が付けれる場所まで運んで、そこで更にフネを持ち上げて車のルーフに積載。こちらのカヌーは30kgの重量があります。乾燥重量でそれなのでカヌー終わりで濡れていると、更に重量up!
また、舗装路での踏ん張りと砂利でのそれは勝手が異なります。

ゴール地点として設定する場所は、自動車がなるべく川辺まで入れるところが楽チンなのは言うまでもありません。今だと「google earth」を活用して、スタート/ゴールの目星を付けてから川へ行くと良いです。

 

カヌーを終えた後のフネの回収

上流に停めてある自動車を回収するためバス乗車中

頻繁にご質問を頂く案件ですので、いくつか方法を紹介します。

 

A.二台車があれば最も簡単

スタート(上流)…■車
ゴール(下流)…□車

まずゴール地点にを停めて、の運転手を■車に乗せてスタート地点へ行き■車を停める。準備してカヌーを始める。
終了後は下流に停めてある■車の運転手を乗せて、上流に停めてある■車を回収。完了。

 

A.自動車一台でカヌー楽しむ場合は-自転車・現地タクシー利用-

スタート(上流)に着いて準備してカヌーを開始。頃合い良いところでゴール(下流)して、何らかの方法で戻る
スタート(上流)に着いて荷物一式を下ろしてから、自動車をゴール(下流)に回送。何らかの方法でスタート(上流)に戻ってスタート

…◎すぐカヌーを始めれる、ゴール地点が選べる。▲終わってからの行き来が億劫
…◎終わってからの片付けが早い。▲始めるまで時間が掛かる、ゴールが決まってしまう

現地タクシー
清流を下る場合は基本的に田舎なので、タクシーは営業所が遠いか台数が少ないので呼んでもすぐ来ないものと思っておいた方が良いです。カヌーが盛んな川では、タクシー自体がキャリアを装備しているなど「カヌータクシー」を手配できる場合があります。知る限りではここ「仁淀川」や、和歌山県の「古座川(こざがわ)」で利用したことがあります。

◎ダイヤを気にしなくて良い
▲すぐ来ない場合がある、公共交通機関に比べて費用が高い

タクシーだとダイヤが存在しないので①のパターンの方がすぐにカヌーを始めることができるので、良いと思います。経験上朝と夕方は配車が混みあっていることが多いので、その時間を避けるのも手です。

路線バス・列車
川に並行する国道で走っている公共交通機関を利用して、上流・下流を移動。

 

自分の場合は②のパターンで公共交通機関利用を基本で考えます。鉄道が並行していたら特に。吉野川を下る時は鉄道の旅を一緒に楽しみたいからです。

島根県の「江の川(ごうのかわ)」は三江線(さんこうせん)という鉄道路線が並行していて、カヌーと鉄道旅を同時に楽しめる川だったのですが、鉄道が廃止になってそれが出来なくなってしまいました。
山口県の「錦川(にしきがわ)」はまだ下った事がありませんが、川と並行して錦川鉄道が走っているので、今行ってみたい場所の一つです。

仲間が複数人いる場合は片付け作業・割り勘要員面を考えると、スタート地点に着いたらカヌーを始めて、終わってタクシーを呼ぶ方が得策なように思います。

犬連れカヌーの場合は公共交通機関に乗車する際に「移動ゲージ」が必要。共にカヌーに移動ゲージを積載して川を下る必要があります。タクシーは会社・運転手さん次第なので、ペットが乗車できない場合がありそうです。

あって欲しくない事ですが、いずれのパターンにしろ上流・下流どちらかにカヌーやアイテムを一時的に置くことになります。2人以上であれば1人見張りを行うことができますが、1人カヌーだとそれができません。カヌー本体はそうそう盗難に遭う事はないと考えたいですが、パドル等はひょいと持ち運ぶことができます。持参して公共交通機関移動するか、草むらに隠して移動するか(おすすめしません)。

 

該当地域を走るバス時刻表

今回はパターン①を選択。先に仁淀川を下ってから、川に並行して走っている路線バスに乗って上流に停めてある自家用車の回収を行う方法を取りました。
川を下った後はゴール地点でその余韻に浸りたいほうなので、パターン②で先に下流に自動車を停めておくことが多いのですが、この時は早朝に川へ来ることができたので「川のゴールデンタイムを逃すまじ」
路線バスの初便を待っていたらすっかり陽が昇ってしまいます。

パターン①だと、バス路線が少ないエリアは時計を気にしながら下ることになる場合がありますが、今回のコースは路線バスが頻繁に走っている地域。その心配無くゴールしてから慌てずバスに乗ることができました。

とさでん交通→県交北部交通 https://www.tosaden.co.jp/bus/rosen/timetable/

あっと言う間にスタート地点

これから車を回収してからカヌーを置いてある地点に戻って、後片付けを行います。

 

以前は一通り片付けが終わると、入浴施設に行き漕行の汚れと疲れを洗い流していましたが、今では行かないことが増えました。なぜなら帰宅してからカヌーの積み下ろし等、汗だくになる作業が待っているからです。

それはそれとして自宅でまたシャワーを浴びれば良いのですが、カヌーに行く季節はだいたい夏。入浴している間はドギーを車内に置いておくわけにいきません。それもあって入浴してから帰らなくなったのかもしれません。

犬連れカヌーはあれこれ段取りを考えないといけないことがたくさんありますが、それと引き換えだとしても愛犬と一緒に川を下った思い出はお互いにとって大きな宝物。最高の時間を共有することができます。

 

水辺の駅あいの里仁淀川

旅の期間

平成28年9月


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