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2020-05-08

過ごすように泊まる厳冬地の人気宿<古民家noie梢乃雪/長野県小谷村>


積まれた雪は2Fの屋根までくらいの高さ。豪雪地帯・長野県小谷村(おたりむら)にある人気宿「古民家noie梢乃雪」さんに行ってきました。

ド田舎、豪雪地帯、古民家…ここで過ごす時間は唯一無二の物

※訪問時と料金や内容が異なる点があります。最新情報は梢乃雪さんの公式ホームページをご確認下さい


梢之雪さんへのアクセス

「雪!」

着いて一面の銀世界に興奮するのですが、やどどこ?
ってくらいの積雪(除けた雪)です。

今回は自家用車での訪問ですが梢乃雪さんへは列車での訪問も可能です。
新宿発8時ちょうどのあずさ5号が「南小谷(みなみおたり)」行きなので、

新宿8:00→南小谷11:56/12:07→中土12:13
これだと乗換一回で、梢乃雪さん最寄りの「中土(なかつち)」駅へ来ることができます。
ちなみに駅から歩いて徒歩45分!こんな雪の中でも徒歩で来られるツワモノがいるにはいるそうですが、一般人としてはちょっと現実的ではないかもしれません。

【関連記事】
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*「厳冬地を45分も歩けないよ!」
ご安心ください。小谷村村営バスが随時運行されていて、最寄の「瑞穂」停留所で下りて徒歩8分。これだと現実的です。
列車は南小谷駅から北(中土・糸魚川方面)の運転本数が極端に少なく、上記のあずさ8号の接続以外はなかなか時間が合わない様子。その点バスだと南小谷に到着する列車に合わせて発着していて、お宿の近くまで来ることができます。梢乃雪さんのさらに奥にある小谷温泉さんや、反対側の終点は栂池高原スキー場まで運行されているので、行動の幅も広がります。
こんなド田舎(失礼)ですが、公共交通機関で来ることができる、それが1日1便とかではなく何度もチャンスがあるのは良いことだと思います。

小谷村村営バス路線図→http://www.vill.otari.nagano.jp/kanko/access/bus/
※栂池高原~南小谷駅~雨飾高原線

 

一面銀世界

先ほどの倉庫前から続く道

道と言うか、雪を除けて道を作って下さっています。坂を下りた先にある建物がお宿のようです。

眼下に見えるのは「中谷川(なかたにがわ)」

日本百名山・雨飾山(あまかざりやま/標高1,963m)を源流として、この先で姫川に合流。日本海に注ぎます。
川は結構な水量と速さで流れていますが、その流れる音はここからは聞こえません。雪は音を吸収するからこその静けさです。

よくこんな場所に立っているなあと

色が黒と白しか無い世界とはこの事。

古民家noie梢乃雪(こみんかのいえこずえのゆき/長野県小谷村)

無事にお宿の前まで来ることができました。と、玄関が現れているのはここも雪を除けて下さっているから。

2Fの高さに迫る積まれた雪

こちらは正味この高さまで降ったわけではなく、屋根の雪がずり落ちて積もったものでしょうが、それにしてもこれくらいの量の雪が降るわけです。

屋根から落ちた雪と、雪かきしてはねた雪と、そもそも降り積もった雪。ここが豪雪地帯であることを目の当たりにしっぱなしです。

しっかり二重玄関

おじゃましまーす!
この後、スタッフさんの運転で同宿のみんなと温泉に行き、帰って来てから晩ごはんの段取りになりました。

 

囲炉裏で晩ごはん

楽しみ過ぎる晩ごはん前

梢乃雪さんの食事は、ドギーと運営しているだんらん旅人宿そらうみと同じく、みんなで食べる晩ごはん。

鍋が囲炉裏に掛かりました

この日はみんなで囲炉裏端に座っての晩ごはん。

囲炉裏で炊く絶品みぞれ鍋

山の中だからか野菜と肉メイン。そこに大根おろしを惜しげもなく投入。
さすが人気のお宿。スタッフさん・支えるリピーターさんの手際の良い事。この場はすっかりお客さんになってしまいました。

かんぱーい!

ビールは外で雪に埋めておくと冷えます。忘れると凍るか、新たに雪が降るとそれに埋もれてわからなくなります。

美味しい食事と囲炉裏の温もり。楽しいだんらんにどんどんお酒が進みます。またその地酒の美味しい事。
その日出会ったみんなと晩ごはん。とは自分の宿でもやっていることですが、冬に雪深いこの場所でとなると、たまたまこの場所に居た。って事は、あまり考えられません。

旅の目的は違えど、この場所を佳き場所として集まる気持ちはみんな同じ。夕食会を是とする旅人宿を運営する身としても、学ばせて頂くことがたくさんありました。

 

朝の風景

おはようございます

梢乃雪さんで迎える朝。窓の外は変わらず銀世界。

朝起きて外が真っ白だったら…
なんて想いながら眠りについて、朝カーテン開けたら外が真っ白だった!

そんな期待を抱いて眠りについたことは今まで何度もありますが、小生これまで人生の殆どを雪が降らない場所で過ごしてきたので、そんなの夢のまた夢の話。

ここではそれが日常的だなんて。いや、雪が降ると良い事の方が少ないのでしょうが、単純にうらやましいです。

土間で寝させてもらったドギー

今回は色々な経緯あって梢乃雪さんに泊まらせて頂く事になったのですが、宿の方や同宿のみなさんのご厚意により玄関土間で休ませてもらいました。

天気良いし、朝ごはん前におさんぽに行くことにします。

明るい、と言うか眩しい!

冬は毎日どんより曇り空。なんてのも普通だそうですが、この日の朝は天気最高。太陽の光が雪に反射して眩しい。

凍り付いた車のルーフ

車のルーフを見るに、昨夜はあれから雪は降らなかったようです。そうなると放射冷却現象が起きて、冷え込みは一層強烈。黄色い車が真っ白になっていました。

 

時間を忘れる朝のだんらん

朝ごはん準備中

梢乃雪さんでは朝食もみんなで食べるスタイル。この場所に泊まって、ここ行こう!あそこ行こう!とは、あまりならない気がします。どうでしょう、一度しか泊まらせてもらっていませんが、そんな気持ちになりました。

長野県らしい物を発見

この長座布団は長野県あるある。正方形の座布団は全国どこでも目にしますが、長方形の座布団は長野県普及型。単体の座布団だと「一人」と座る人数が決まってしまいますが、この長ざぶとん1枚に3人座ることができたらしめたものです。
昔は今と違って家族や兄弟が多かったでしょうから、家族みんながこたつに入って暖を取るための工夫でしょうか。

 

「ザ朝ごはん」プラス

夜とはまた違う雰囲気と会話に、朝から安らぎと満腹を得ることができて幸せです。
香川県から持ってきたミカンがあったので、この場に持ち寄らせて頂きました。

 

梢乃雪で出会った方々

スタッフのぐっさんにお別れのご挨拶

さて、名残惜しいのですがそろそろ出発です。しなければなりません。

梢乃雪さんは一泊じゃもったいないし、良さがわかり始めたところで旅立ちになってしまう気がします。かと言ってここに二泊・三泊…何泊居ても、それはそれで時間の足りなさを感じると思います。

それくらい「過ごす」場所。ロケーションは多くのゲストさんにとって非日常。けれどここで過ごす時間は日常、もしくは自然に近い形だから、そのように感じるのではないでしょうか。

 

運営されているぐっさんは、口数こそ少ないのですが居るだけで安心感があるというか… そんなお方。料理上手。
毎日更新のブログを書いてらっしゃいます。

ぐっさんの口べた日記

梢乃雪さんのゲストさんを中心に、ファンがたくさん見ている人気ブログです。毎日更新!

同宿のみんなに見送ってもらって出発

*「いってらっしゃーい!」
「行ってきまーす!」

とっても寒い小谷村ですが、それを忘れさせるくらいの温もりが梢乃雪さんにありました。
この時は別の宿を予約していたけれど、そちらが当日トラブルで宿泊できなくなり、代わりに梢乃雪さんを紹介されてここへやって来ました。次来る時にはちゃんと予定して、時間に余裕を持って楽しみに来たいと思います。
その時も、もちろん厳冬期に。

 

古民家noie梢乃雪

 

旅の期間

平成29年2月


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