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2020-06-24

活火山を眺めながら旅立ちの船出<薩摩硫黄島/鹿児島県三島村>


「ボー」という汽笛と共に、フェリーみしまが入港してきました。ある人は荷物の受け取り、送り出し。ある人は仕事を終えて鹿児島に戻り。ある人は旅人の見送りのために。それぞれの旅が始まります。

硫黄島の茶褐色の港に、フェリーみしまが入港

フェリーみしまの運行サイクル

朝の硫黄島港。港の水の色は安定の赤褐色

鹿児島と三島村を結ぶフェリーみしまは2日に1便。

1日目 鹿児島→三島(竹島・硫黄島・黒島二港)
2日目 三島→鹿児島
3日目 鹿児島→三島
4日目 三島→鹿児島

訪れた時の運航周期はこんな感じ。一泊で戻るか、三泊するか。できれば三泊したいけれど、ここで戻らなければ最短二日後。初めて離島を旅するドギーのことを考えて、今回は止む無く一泊を選択しました。

 

日帰り航海開始(平成28年~)

「日帰り航海」が始まりました

平成28年(2016)10月から「日帰り航海」が設定され一航海6日間になり、来島のチャンスが増えています。

1日目 鹿児島→三島→鹿児島
2日目 鹿児島→三島 ▲黒島碇泊
3日目 三島→鹿児島
4日目 鹿児島→三島→鹿児島
5日目 鹿児島→三島 ▲黒島碇泊
6日目 三島→鹿児島

これによって「二泊」も選択できるようになったのが大きい。

1日目→3日目…二泊
2日目→4日目…二泊
4日目→6日目…二泊

「一泊→一島」「二泊→二島」「三泊→三島」

人生で何度も訪れることができる場所では無いから、行くことができた時は一度でやっつけておきたいところ。自分も硫黄島以外は行ったことがないので、これを機に竹島と黒島にも上陸してみたいです。

フェリーみしま→http://mishimamura.com/livinginfo/442/

 

島からの旅立ち

硫黄島に現れた犬の裕次郎

ドギーを港に連れてったら、一度やってみたかった事、

「裕次郎ごっこ」

裕ちゃんが係船柱(けいせんちゅう)に足を乗せる、あの有名ポーズ。犬なのでこの乗り方ですが、1歳を前にして達成しました。

入港時のお迎えと同様、出港時もジャンベ演奏でお見送り

フェリーが接近する時と同様船の汽笛が鳴り響き、フェリーが島を離れて行きます。

入港時と同様ジャンベ部隊の演奏に、島の方々のお見送り。全てのサイクルがフェリーみしまを中心に回っていることが感じられる場面です。

 

変化する海の色

航跡を描いてフェリーみしまが島を離れて行く

茶褐色の港の海水は船のスクリューに攪拌されて、所々エメラルド色の海水が姿を現します。

茶褐色の海ともお別れ

海水が変色しているのは表層だけと言いますが、眺めているとそのことが分かります。あのテトラの隙間に釣りの仕掛けを落としてみたい。

港を出たところ。変わらず元気に噴煙を上げる硫黄岳

素晴らしい青空に、活発に噴煙を上げる硫黄岳がとても映えます。

硫黄島に住んでいる島民さんにとっては、離島の不便と火山の危険がいつも隣り合わせ。通常の離島より厳しい環境です。

自分たちのような旅犬&島旅人が「また来たい」と言うにはあまりにもお気楽過ぎますが、どうかまた来ることができますように。船上から風景を眺めながら、島の繁栄をお願いしました。

活火山を間近で感じることができるアングル

フェリーみしまは島の東側を航海中。三島の一つである竹島に寄港してから、鹿児島を目指します。

恋人岬など島内から眺める硫黄岳も良いですが、個人的にはこのアングルがお勧め。山に最も近く、活火山の迫力を感じることができるように思います。

 

世界遺産の島と活火山島

左:屋久島、右:口永良部島

島を離れると、海の色が群青色に変わります。

見えている陸地は「屋久島(やくしま)」とそこから渡航する「口永良部島(くちのえらぶじま)」

前者は宮之浦岳(みやのうらだけ/標高1,936m)を擁する世界遺産の島・屋久島。宮之浦岳を始め九州標高上位第8位までが屋久島に存在することは、あまり知られていません。この青空でも、高い山々に分厚い雲が掛かっているのも納得です。

口永良部島は、硫黄島と同じ火山帯に位置する活火山の島。数年前に噴火して、その時命からがら全島避難が行われたのは記憶に新しいところ。
今は島は復旧しているのでしょうか。ドギーはもちろん飼い主もまだ行ったことがありませんが、硫黄島と同じく秘湯がいくつもあるようなので、ぜひとも訪れてみたい島の一つです。

 

竹島に寄港して旅の終わりへ

硫黄島の港の水とは対照的な、クリアーな海水を湛える竹島の港

フェリーみしまは竹島に入港。その名の通り島全体をリュウキュウチクが覆う竹の島。これまで硫黄島に来る際に島を眺めることはできていますが、上陸はまだ叶っていません。

港の防波堤の切れ目の先に、南薩のシンボル「開聞岳/924m」

正円錐の山容は、どこから眺めても美しい。フェリーみしまはこの後開聞岳に接近しながら、錦江湾(きんこうわん)へ入って行きます。

竹島港から見た硫黄島

離れていても迫力は十分。この部分だけ眺めていると、この島に人が暮らして千年の歴史があることが、奇跡のように感じます。

このあと3時間ほどの航海で鹿児島に到着。ドギーにとって初めての離島経験になった硫黄島の旅が、無事に終わりました。

 

薩摩硫黄島

 

旅の期間

平成28年2月

 

硫黄島の旅記

 

 

 

 

 


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