toggle
2019-11-02

登山犬ドギー、西日本最高所へ。後編<石鎚山/愛媛県久万高原町ほか>


朝。月はそのままで雲が下がりました

登山犬ドギーと登った西日本最高峰・石鎚山(いしづちさん/1,982m)。前夜は頂上にある山小屋で過ごしました。翌朝起きて山小屋から出て見ると、一帯に立ち込めていた分厚い雲が取れていました。天気良好の予感です。

翌早朝

朝の頂上山荘

天候晴れ。朝露で地面や建物が濡れていますが、雨は降らなかった様子。野宿したドギーも体調崩すことなく元気で一安心です。

天狗岳を望む南方向

前夜に高知市の灯りが見えていた方面で、一番分厚い雲が立ち込めていた方向ですが、夜の間にどこかへ行ってしまいました。

近い山の中腹には土小屋にある旅館の建物。遥か奥に太平洋が見えて、

土佐湾と室戸岬へ続く陸地が見えます

そのずっと先に突き出た陸地は室戸岬(むろとみさき)。四国の最南東部の岬ですが、なかなかそこまで見渡すことはできません。幸運です。

 

御来光

太陽が昇り始めました

山で宿泊した翌朝最大のイベント「御来光(ごらいこう)」

雲の彼方から太陽が昇り始めました。

昇り始めると一瞬のうちに姿を現すのが太陽

太陽はあって当たり前のもので、普段眺めることはしません。目によくありませんし。お山でのご来光時ならではです。

頂上社を照らす朝日

頂上山荘に宿泊すると、翌朝早朝に神職さんによって執り行われる、朝拝神事(ちょうはいしんじ)に参加することができます。

この時はまたとない御来光ということで、神事の始まりを遅らせてみんなで日の出を見守っていました。

太陽の光が降り注ぐ朝

気付いたら太陽はあんなとこ

朝食を食べ終わりチェックアウト。太陽はあんな高いところに昇りました。

頂上から西方向

頂上から西方向を眺めたところ。天気が良いと九州大分の祖母山系が見えると言います。ここから一度見てみたい。

 

左の隅に雲だまりがありますが、

雲海が見える場所が久万高原町中心地

今見えている景色の多くが愛媛県久万高原町で、雲が見える場所が役場がある中心地。

四国有数の面積を誇る自治体ですが、ご覧の通りその殆どが山林。町の標高が高いため冬季には降雪があり、四国=温暖の認識で訪れた旅人を驚かせます。

四国の自治体面積順位→
一位・高知県四万十市632.29㎢、二位・高知県四万十町642.28㎢、三位・徳島県那賀町694.98㎢、四位・愛媛県久万高原町583.69㎢

東方向の山々には雲が立ち込める

頂上から東方向を眺めたところ。早朝は去っていた雲が再び現れ山々に掛かっています。ど真ん中に見えている雲がかかっていない山は「瓶ヶ森(かめがもり)・1,897m」
愛媛県第三位の高峰で、石鎚山1,982m、二ノ森1,929m、瓶ヶ森1,897mと続きます。

瓶ヶ森の名は、近くを通る「瓶ヶ森林道(いの町道瓶ヶ森線)」、またの名を「UFOライン」。
自動車メーカーのCMロケ地に選ばれ、すっかり有名になりました。

 

天狗岳の登山人

陰陽が出来た天狗岳

すっかり陽が昇った石鎚山山頂。天狗岳はどうなっているでしょうか。

天狗岳頂上を目指す登山人がいたので、カメラで追うことにします。

急峻な登山道

石鎚山のシンボルとして気高く美しい山容の天狗岳。ですが、登頂を果たすのは一苦労。馬の背のような稜線を伝って、時には岩場を登ります。

こういうところって、登りは良いですが下りが恐ろしい。
「行きはよいよい帰りはこわい」童謡に唄われている通りです。

天狗岳頂上に立つ人

登山人、天狗岳登頂を達成しました。目の錯覚ではありますが、太陽があんなにも近くにあります。

すっかり夜が明けました

まだ朝早い時間ですが、太陽から注ぐ光の量はお昼のもの。

雲は天狗岳の山稜を境に遮られています。雲の力をもってしても、石鎚山を越えて向こう側へ行くことが容易ではないようです。

 

西日本最高所に立つドギー

石鎚山登頂達成

頂上小屋付近で野宿した登山犬ドギー。これまでいくつかの登山を経験してきましたが、西日本最高峰(近畿以西)と称される石鎚山に立ち、自己最高所記録更新です。

西日本一高所に立つことができました

石鎚山の標高は1,982mですが、厳密な地点は天狗岳。今立っているこの場所・弥山(みせん)の標高は1,974m

◎石鎚山に登りたかった
であり、
×1,982mに立ちたかった
わけではないので、安全を考慮して篭屋さん利用の犬連れ登山は弥山までにしておきます。

 

下山開始

お世話になった頂上山荘

チェックアウトしてから天狗岳登山人の追っかけ、ドギーの撮影。ここを離れる際に再度ご挨拶に顔を出します。
まだ山の上に居たことに驚かれましたが、気候変動が激しい山の上でゆっくりする人って、あまり居ません。山でのリスクを考慮すると早立ち・早仕舞いが鉄則です。

分厚い雲が立ち込めていました

下りも三の鎖・二の鎖をパスして、巻き道を経由します。雲海がすごい。

今、雲の上に居ます

石鎚山から延びる山脈は分厚い雲に覆われています。奥の方を見ると山々が雲に飲み込まれているような印象を受けますが、瓶ヶ森が免れているのはさすがです。

二の鎖付近の分岐点

真っ直ぐ進むと成就社・西条市方面。右折すると土小屋・久万高原町方面。ここは右に曲がって、元来た道を帰ります。

頂上の山塊が見える

登って来た時は天候が良くなかったことと、自身に余裕が無かったこともあり、お山の姿を見た覚えがありません。帰りは眺めることができました。

登山時は気が付かなかった紅葉

木々が所々紅葉しています。

独創的な山容

ドギーもあそこの近くに立ちました。

土小屋の旅館が見えてくると下山間近

標高がだいぶ下がり、土小屋ルートも雲の下になりつつあります。まだいくらか眺望が利くのが救い。登山口である土小屋にある旅館群が見えてきました。下山間近です。

 

今回、西日本最高所の登山を達成。これが実に惜しい事に標高2,000mにあと少し満たない数値。これは登山犬を名乗るのであれば、ぜひとも越えたいボーダーラインです。
西日本には標高2,000mを超える山が存在しないので、その達成のためには東日本へ遠征しなければなりません。これは飼い主・ドギー共になるべく若いうち、早くに行かなければいけませんね。


関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です