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2019-09-02

登山犬と登る南海の秀峰<開聞岳/鹿児島県指宿市開聞町>


薩摩富士こと開聞岳(かいもんだけ)

南国薩摩に、本家富士山に勝るとも劣らない正円錐形の秀峰があります。登山も立派な旅。旅犬ドギーを連れて山頂を目指します。

2合目から登山開始

一般的な登山口は2合目

お山が錦江湾(きんこうわん)の入口にあることから、かつては「海門」「開門」とも記された「開聞岳(かいもんだけ)」

実質的な登山口は、開門山麓ふれあい公園内にある2合目(標高約160m)。すぐそばに海(=海抜0m)があるお山ですが、ゼロから900m登ると思うとそれはきつい。少しだけ助かる感じです。

途中5号目まではこんな道

開聞岳の登山道は、正円錐形の山をぐるりと巻く蚊取り線香のような形状。5合目までは土塀に囲われたような登山道を上がっていく。

登山なので、歩けるところは自力でがんばってもらいます

旅犬、今回に限っては登山犬ドギー。決して登山には向いていない体形ですが、お出かけは大好き。短い脚を躍動させて一生懸命歩きます。

 

5合目

ここでだいたい半分

5合目に着きました。山頂=10合目だとすると大体半分。山によってはその限りではないので、ここだけの話です。

登山犬ドギーも休憩中

ここはウッドデッキなどが整備されていて、一休みするのにちょうど良いです。

池田湖と遠くに桜島の噴煙が見える

所々景色が広がる場所があります。ここでは池田湖が見えています。いつぞや、怪獣イッシーが目撃されて有名になりました。その正体は湖に棲息する大ウナギとも。池田湖自体、火山の噴火口に水が溜まって出来たカルデラ湖。山に囲われている形状から、そのことがわかります。
遠く海の向こうには噴煙を上げる桜島が見えています。

開聞岳から眺める景色の真髄はこんなものではありません。一休みしてから再び山頂を目指します。

 

急峻な山頂近く

5合目を過ぎると急峻になってくる

5合目を過ぎたあたりから、道がやや険しくなります。

岩場、

頂上直下にはハシゴやロープ

時には梯子(はしご)も。

これらはさすがにドギーに越えるのは無理なので、犬専門シェルパの出番です。小型犬で良かった!

枕崎方面の美しい海岸線

森林限界を超えて、一気に景色が広がりました。これぞ開聞。延びる海岸線の先は枕崎方面。それよりまだ先、薩摩半島先端・坊ノ岬(ぼうのみさき)まで見えています。戦艦大和最期の戦いとなった「坊ノ岬沖海戦」で登場する地名です。

山頂はもうすぐ!

 

犬と登頂達成

開聞岳(鹿児島県指宿市開聞町 / 924m)

ここまで犬連れでゆっくり登って3時間くらい。
標高924mは、雲辺寺山(香川・徳島/927m)や六甲山(兵庫/931m)と、ほぼ同じ高さ。

初めての登山、無事達成

登山犬ドギーも、もちろん登頂達成です。疲れたんでしょうね、お顔が少し不機嫌なように見えます。

しばらくしてご機嫌になりました

日陰に繋いでお水を飲ませて。少し元気を取り戻したようです。

 

開聞岳山頂からの景色

九州最南端に位置する二つの半島

東…大隅半島(おおすみはんとう)
西…薩摩半島(さつまはんとう)

鹿児島本土にある二つの半島のうち、開聞岳があるのは西(左)の薩摩半島の方。

大隅半島・佐多岬(さたみさき)方面

緯度的には大隅半島の方が南へ突き出ており、そちらの先端は更に南に見えます。

真下に見えている薩摩半島側の突き出た部分は「長崎鼻(ながさきばな)」
海に突き出た遮るものの無いロケーションゆえ、ここから眺める開聞岳の山容はより一層美しく感じられる、そんな素敵な場所です。

長崎鼻

 

池田湖周辺

お馴染み池田湖。お山の上から眺めると、周囲を外輪山に囲まれたカルデラ湖の形状がよく分かります。鰻池はこの写真には映っていませんが、池田湖の東(右)3kmのところ。

周辺の名所や有名なものとしては、

薩摩一ノ宮・枚聞神社(ひらききじんじゃ)
鏡池(かがみいけ)
指宿市営唐船峡(とうせんきょう)そうめん流し

実は流しそうめんが盛んな鹿児島県。当地では流しそうめんと言わず「そうめん流し」と呼ぶ。
通常イメージするそうめんは、高いところから竹樋などを通じて低いところに流す方式。ミニトマトや果物を流したりする、アレですね。

対して鹿児島のそうめん流しは、大小楕円のプールの中をそうめんがぐるぐる回る回転式。

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感想(27件)

夏になるとカキ氷機等の近くに売られているあの装置。実は鹿児島県発祥だったりします。

 

休憩、その後下山

少しウトウト

飼い主が山の上でごはんを食べている間の開聞岳山頂滞在。
ドギーも環境に慣れたのか、諦めたのか。静かになったと思ったらウトウト…

飼い犬がこの場所に立つことはなかなか難しい。イヌは元気でこの場所まで付いてこなければいけないし、ヒトは全力サポートが必要。まあそこは飼い主がどうしてでも連れて行ってやりたいので、元気なドギーだから達成できたことです。

歩けるところは元気に歩きました

山の上で一休みして、来た道を下山。帰り道も元気で歩けるところは自分で歩きました。

見て良し、登って良し。開聞岳はやっぱりいいお山!

 

開聞岳


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