四国第二の高峰・剣山を登った時の風景動画をyoutubeにupしております。
雲の行く手を阻む剣山
そらうみビジョン/山々が連なる四国第二の高峰・剣山
夏の早朝に剣山(つるぎさん、1,955m)を訪れた時の事。夜が明けると山を越えることができない雲が谷間に留まって雲海を成しておりました。雲が山を越えることができない理由は様々でしょうが湿気を多量に含んだ雲ゆえ比重が重たい。風の助けでもあればまだ流れるのでしょうがこの時はそれも乏しく。普段我々はあのような雲の下で暮らしているわけですから、それはそれは高湿度むしむしで暑いわけです。
山の名に「剣山(つるぎ)さん」とついていますが山容はなだらかそのもの。剣山の剣(つるぎ)は平家伝説によるもので、壇ノ浦の戦い(1185年)で命を落としたとされる安徳天皇(あんとくてんのう/1178-1185)が密かに生き延び、追手から逃れるために身を潜めた山深いこの場所に三種の神器の一宝である宝剣を納めたことに由来。北アルプスの剱岳(つるぎだけ/2,999m)のように山容を表したものではないことが、空から眺めてみるとよく分かります。
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