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そらうみ旅犬ものがたり

日本を代表する難読駅名<特牛駅/山口県下関市>

特牛と書いてとくぎゅう・とくうしとは読みません。この場所に牛がいるわけでもなさそうです。そんな難読駅をドギーと訪ねました。

数多の人々で行き交った長大プラットホームに立つドギー

 

日本を代表する難読駅名

名称:特牛駅
所在地:山口県下関市
所属路線:山陰本線(JR西日本)
開業年:昭和3年(1928)9月

読み方が難しい駅名を「難読駅名(なんどくえきめい)」と言いますが、その範疇では日本トップクラスの知名度かもしれません。特牛と書いて「こっとい」と読みます。

地名の由来は牝牛(めうし)を指す「コトイ」や小さな入江を表す「琴江(ことえ)」など諸説あるようですが、確証はないようです。

特牛駅は日本一長い山陰本線にありかつては幾多の急行・特急列車が行き交いました。現在の静かな環境を考えるとその賑わった歴史が想像できないところですが、車両の連結数のわりにプラットホームがとても長く取られているのは幹線規格で建設された何よりの証左です。

内陸にあり海が想像できないところですが、実は有名観光地となった角島大橋(つのしまおおはし)の最寄駅。ドローンを上昇させると日本海とそこに浮かぶ角島がすぐ近くに見えてきます。とは言え特牛駅から角島の橋へは片道約7kmあるので徒歩で訪問するのは非現実的。公共交通機関利用で旅をしている時は、駅前に発着している路線バスを利用する方が良さそうです。

 

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今回訪れた場所

特牛駅(こっといえき)

日程

令和3年(2021)12月


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