自家用車で頂上に行くことができる山・中津明神山(なかつみょうじんさん)に向かう途中に、元スキー場がパラグライダー場として整備された場所があります。ドギーにとっては好ドッグランゲレンデです。
吾川スカイパークへのアクセス
国道33号の名野川郵便局(なのかわゆうびんきょく)付近から高知県道363号中津公園線に分岐して向かいます。高知側から来た場合信号を鋭角に曲がって県道を登って行きます。
ここまでの道幅はそれなりに狭いのですが、ここから先の山へ向かう道の事を考えると「よく考えてから行ったほうがいいレベル」ではありません。大きな車とかでなければ特に問題なく来れると思います。
吾川スカイパーク
吾川は「あがわ」と読みます。平成17年(2005)8月の合併前までは吾川村。現在は吾川郡仁淀川町となり郡名として存続しています。
この場所は元々「吾川スキー場」として造成が行われました。四国でスキー?とは意外に思われるかもしれませんが山間部はわりと雪が降ります。ここより豪雪地帯の愛媛県久万高原町には「美川スキー場」などスキー場がいくつもあります。ただこの場所と同様、昨今は温暖化の影響でそこまで雪が降らなくなりましたし、交通アクセスの向上によって同じ時間かけるなら設備の整った中国地方の大山や広島県北のスキー場へ。となるのが自然な流れではないでしょうか。吾川の場合は雪が降ると言っても連日降り続くようなことは稀な話で南向きの斜面なので降ってもすぐ融けるんじゃないかなあと思います。
スキー場時代からリフト施設はなかったようで、滑ってはスキー板担いで大汗かきながら歩いて上まで戻って楽しんでいたのかな。そんなシュールな絵が想像できますが、パラグライダー場に転用された今となっては遮るものが無くすっきりしています。
坂路トレーニング
車をどこに停めたらいいのかよく分かりませんが、ゲレンデ向かいの大きな木がある場所が広くなっているのでそこで良しとします。地元の方々が木陰に車を停めて談笑休憩していました。この時ほかに誰も居なかったのでスーパードッグラン開始!
ゲレンデは段畑のようになっているのでとりあえず中間の段まで一緒に駆け上がりました。競馬で言うところの坂路(はんろ)トレーニング。心肺機能が鍛えられます。ドギーの毛色で坂路なんて言うとミホノブルボン号を思い出します。
一本走ったらすぐ帰ろうとするからちょっと待ちなさい、来た記念に写真くらい撮ろうよと呼び留めてなんとか一枚。
体力▲
根性▲
愛嬌◎
ドギーは競走馬に生まれなくて本当に良かったと思います。
ふもとから中津明神山へ向かう道路は車が停まっている場所にあり、たまに車が通行するのでその点は注意が必要です。
落石通行止め
この時は中津明神山へ向かって一旦はこの場所を通り過ぎたのですが、これを見て断念。吾川スカイパークのドッグランで満たされました。この辺りは雨が多く夏以降は土砂崩れなどで通れなくなり、秋は通れないまま冬期通行止めになって春まで復旧しないことがしばしば。中津明神山へ行くなら天候が安定する春が狙い目です。
後日中津明神山へ行った時の記事はこちらです。