だんらん旅人宿そらうみ前を走る高松琴平電気鉄道は大正15年(1926)開業という長い歴史を有しています。その開業当初から使用されている鉄橋がそらうみ近くに存在します。
ことでん開業当初から使用されている鉄橋
「ことでん」の愛称で親しまれている高松琴平電気鉄道。3本ある路線の中で本線格になるのが琴平線で、県都高松から「讃岐のこんぴらさん」がある琴電琴平の区間を1時間弱で結んでいます。
一宮(いちのみや)~円座(えんざ)の間にあるのが香東川橋梁。当区間は大正15年(1926)12月の初代開業区間の一部で、石造りの橋脚など創業当時の構造物を見ることができます。この区間は列車乗車時の車窓としても秀逸で、真っすぐ伸びた一本橋の先には香川県でしばしば見ることができる富士山型の山があります。
夕陽待ちで行きかう列車を撮影していたところ、今般運行が開始されたウクライナ国旗カラーの列車が琴平方向に向かって走って行きました。ことでん様、平和尊重の企画ありがとうございます。