画面上部に戻る

story

そらうみ旅犬ものがたり

河口に架かる一直線の鉄橋<由良川橋りょう/京都府舞鶴市・宮津市>

京都府北部に大きな川の河口を列車が綱渡りのように渡る鉄橋があります。朝早い時間に訪れその様子をドギーと眺めました。

鉄橋が架かる由良川河口へやってきたドギー

 

河口に架かる一直線の鉄橋

名称:由良川橋りょう
所在地:京都府宮津市
所属路線:北近畿タンゴ鉄道宮津線(京都丹後鉄道線宮舞線)
竣工年:大正13年(1924)

京都府北部の舞鶴から宮津を経て丹後半島の付け根付近を走りながら兵庫県の豊岡へ至る路線。元々は国鉄が建設した宮津線に由来するもので、沿線にある日本三景・天橋立へのアクセスや夏季は海水浴場へ向かう行楽客の観光輸送も担ってきました。
しかしながら旅客減により平成2年(1990)4月に地元第三セクターが運営する北近畿タンゴ鉄道に転換。平成27年(2015)4月からはWILLER TRAINS(京都丹後鉄道)が運営する京都丹後鉄道として運行されています。

路線のハイライトシーンとなる丹後神崎-丹後由良間にある由良川橋梁

由良川河口に23本の橋脚が立ち並び、列車が綱渡りのように鉄橋を渡る様子は陸から見ても列車内から見ても素晴らしい風景として人気があります。

かつて当路線では京都や大阪のような都市圏から沿線観光地へ観光客を輸送する優等列車が運転されていましたが、より距離が近い宮福線の完成後はそちらを経由するように改められ、都市圏から直通する列車がこちらの鉄橋を通過することがなくなりました。現在は通常運用の列車に加えて「丹後あかまつ」「丹後くろまつ」のような京都丹後鉄道内を行き来する観光列車がこちらの鉄橋を通過しています。

今回訪れた場所

由良川橋りょう(ゆらがわきょうりょう)

日程

令和4年(2022)3月


back

前の画面に戻る

前の画面に戻る

© そらうみ旅犬ものがたり