わが国主要四島(北海道・本州・四国・九州)を「本土」と定義した場合、最も西に位置している陸地は神崎鼻(こうざきのはな)と呼ばれる場所。場所は長崎県佐世保市。岬は西海国立公園を構成する九十九島エリアの北部に位置しています。
日本本土で最も西にある岬
本土最東端…納沙布岬(北海道根室市)
本土最西端…神崎鼻(長崎県佐世保市)
本土最南端…佐多岬(鹿児島県南大隅町)
本土最北端…宗谷岬(北海道稚内市)
他の3箇所と比べると最西端は地味な存在になってしまうのは何故でしょう。目の前、その先に大きな陸地があるからでしょうか。離島である五島列島はともかく、島と言っても橋で九州と繋がって容易に行き来することができる平戸島が目の前(=神崎鼻より西)にあっては、他の岬より先っちょ感に欠けてしまいます。
そんな地味さは否めないところですが、岬というのは旅人にとってロマンのある場所。神崎鼻は大規模な観光地化がされておらず落ち着いて楽しむことができる眺めが良い場所です。
日本本土最西端に立ったドギー
陸地の県境が一県としか接していない日本唯一の県が長崎県。すなわち日本の中で端っこに位置していると言えるのですが、果てのイメージがあまり無いのが不思議なところです。長崎と聞けば諸外国への窓口になっていた歴史など華やかなイメージが先行するからでしょうか。
これまでドギーと長崎を訪れたのは県境またいだだけとか証拠写真のようなものを撮っただけでしたが、この時の旅は長崎県を目指して来県。数日かけて陸地の長崎県を回ることができました。長崎には離島がたくさんあります。ドギーと離島旅をいつか実現させたいです。