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そらうみ旅犬ものがたり

四国の右下に誕生した世界初の乗り物「DMV」<DMV/徳島県海陽町・高知県東洋町>

徳島県がやりました!四国の右下、徳島・高知にまたがるエリアで運行されている阿佐海岸鉄道に世界で初めての乗物が定期運転を開始しました。

DMV-2号「すだちの風」

 

世界初!道路と線路を走ることができる車両

令和3年(2021)12月25日土曜日。 四国の右下、徳島県海陽町と高知県東洋町にまたがって運行されている阿佐海岸鉄道で世界初が走り始めました。

その名はDual Mode Vehicle、 通称「DMV」。 タイヤと車輪の二つの動輪を持ち、道路と線路の両方を走ることができる乗り物の実用化に日本の徳島の阿佐海岸鉄道が世界で初めて成功。営業運転が開始されました。

阿佐海岸鉄道(通称あさてつ)ホームページ→https://asatetu.com/



両國の頭文字を取って「阿佐(あさ)」。元々は徳島(阿波)と高知(土佐)を結ぶ鉄道計画からつけられたこの名称。結果的に鉄道としては全通することはできなかったけれど、開通区間を両県や地域住民に長年支えられ存続してきたことでこの場所で世界初が誕生するに至りました。 会社名の通り海岸沿いを走る区間があり高架線も相まって、車窓には陽光が降り注ぐ青く美しい太平洋を眺めることもできます。

 

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今回訪れた場所

阿波海南駅(あわかいなんえき)

日程

令和4年(2022)1月


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