JR四国の主要駅で列車を待っていると聞こえてくる、瀬戸の花嫁の到着メロディー。その歌謡曲の舞台になった島が変化の時を迎えようとしています。

世界一の潮流に浮かぶ村上水軍の末裔が暮らす島
沖之島は小豆島から100mほどしか離れていませんが、その間には乾の瀬戸と呼ばれる潮流の早い海峡があり、そこには島から島を結ぶ渡し船が運航されています。
島には学校・病院・商店などは存在しないため、島民は必要なものを渡船に乗って小豆島へ渡り調達しています。それは嫁入りの際も同様で、その様子が「瀬戸の花嫁(1972年)」として唄われました。
沖之島架橋工事

橋が完成すると沖之島は離島ではなくなり、これまで幾人もの花嫁を乗せて来た歴史ある渡し船は廃止される見通しです。小豆島小江地区から沖之島へは渡船でわずか3分の船旅。体験するなら今のうちですね。ちなみに乗船料金は無料です。
土庄町ホームページ 沖之島航路時刻表
https://www.town.tonosho.kagawa.jp/gyosei/soshiki/kensetsu/4/1/464.html
橋の完成は順調にいけば令和7年度内と発表されています。
※船での嫁入りは瀬戸内海の離島では広く見られたもので、沖之島だけを指して唄われたものではないようです。大きなフェリーより、小型の渡船に乗って渡ってくる様子が曲のイメージにピッタリだったので、沖ノ島が瀬戸の花嫁の代表例になったのでしょうね。