面積日本第3位、北海道にあるサロマ湖はオホーツク海と繋がった汽水湖です。湖と海を繋ぐ水路は二つあり西側にある水路は東の第二湖口より早い時代に開削されたものになります。
海と繋がる面積日本第3位の湖
冬期に湖が結氷すると湖水の動きが小さくなるため、波によって運ばれる砂が海へ押し戻されず堆積して湖口付近の水深が浅くなります。その状態のまま春を迎え雪解け水がサロマ湖に流入すると湖の水位が上昇して近隣の田畑や住居に浸水被害が起きます。
そこで住民は汐切りと呼ばれる作業を行い水路を開削して湖の水を海に逃がすことで浸水を防ぎ、オホーツク海へ漁に出る道を確保してきました。有史以来そんな営みが行われてきたのがこの場所になります。
昨今は湖口の幅・水深共に規模が大きいものになり半永久的な水路が確立されているようです。
ドギーとサロマ湖
一般車両が進入することができるのはこちらの三里浜キャンプ場まで。地図を見て先っちょって行ってみたくなります。ドギーと旅することができました。