北海道の玄関口となっている千歳からそう遠くない場所に菜の花スポットが出現です。
菜の花畑を駆け抜ける列車
競馬ファンにはサラブレッドの一大生産地として馴染みある安平町ですが、その町内にある追分地区は鉄道の街という面があります。
かつては夕張など空知地方で産出される石炭を積んだ列車が頻繁に行き交い、現代では主に石勝線を通じて札幌と道東各都市を接続する特急列車が駆け抜けます。追分は時代によって運ぶ対象が変わっても交通の要衝であり続けています。
その安平町の各所に地主さんの協力を得る形で広がっているのが菜の花畑。いくつかの菜の花畑が鉄道沿線にあり、列車とお花畑を同時に楽しむことができます。
ドギー、菜の花の街にて
内地で菜の花と言えば冬から春にかけて咲くものですが、この場所では(北海道における)桜の季節より後の5月下旬に菜の花が満開になります。この菜の花畑はどちらかと言えば鉄道ファンに支持されている畑ですが、道の駅あびらD51ステーション付近に大規模な菜の花畑が点在していて安平町の菜の花観光の拠点になっています。