令和4年(2022)10月1日。豪雨災害により長期間路線寸断が続いていた只見線が11年余りの歳月をかけて復旧。全線で運転再開を果たしました。
流れに寄り添う秘境駅
元来秘境度が鉄道ファンに人気だった只見線ですが、第四只見川橋りょうの手前にある会津水沼駅は同線の中で秘境駅度では上位にランクインする静かな駅。駅前に民家はなく一日の乗降客数も只見線内で最も少ない(年によって前後します)。列車がやってきて駅に停車するのが不思議な気がしました。失礼ではあるのですがそんな雰囲気を持つ駅です。
会津水沼駅には真新しい木造駅舎(小屋)がありますが、先代は2011年の豪雨災害で流されその後再建されたもの。利用者が少ない駅だからと言ってないがしろにしない只見線沿線住民の底力を感じることができる建造物です。
ドギーの只見線乗車
乗客が多かったらそれは断念しようと考えていましたが、この時は福島/新潟県境区間が点検で運休。他にも様々な要因が重なったようで車内はガラガラ。ドギーが只見線におじゃますることができました。