100円の収入を得るために23,687円必要という、天文学レベルな営業係数の区間があることが発表された芸備線。その該当区間がこちら備後落合駅から東城駅までの25.8kmです。
三列車が集う奇跡の時間帯
ショート版はこちらから→https://www.youtube.com/shorts/v4B5UJxCjeY
かつて山陽山陰の結節点として賑わった備後落合駅。往時は多くの列車が行き交い賑わった時代があります。しかしながら交通網の変化等により利用者が減少し、無人駅化され多くの鉄道施設が使用されなくなった現在では、列車の発着時だけ人の姿を見ることが出来る山間の静かな駅になっています。
<芸備線下り・広島方面> ※1日5往復
14:19着/14:40発
<芸備線上り・新見方面> ※1日3往復
14:24着/14:42発
<木次線下り・宍道方面> ※1日3往復
14:25着/14:44発
山陽山陰各方面から乗客が思い思いの方向へ向かってホームに降り立つ姿を見ることが出来ます。
逆に言えばそれ以外の時間帯は、それぞれの列車同士の乗り継ぎが考慮されている感じが無いため乗客はまばら。どの方向へ向かうにしろ鉄道利用で備後落合駅へ訪れるためには、当時間帯に合わせて旅程を計画する必要がありそうです。
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