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2020-03-13

名前と内容が似ている山奥のお宿<ゲストハウスそらいろ/熊本県小国町>


「名前が似ている」「みんなで食べる晩ごはん会がある」。これらの特徴があって以前から気になっていたゲストハウスそらいろさんへ、宿泊が叶いました。

ゲストハウスそらいろ<熊本県小国町>

※訪問時と内容が異なります。最新情報はそらいろさんの公式ホームページをご確認下さい


釜炊きごはんの晩ごはん

昔ながらの木造家屋に裸電球、手造り看板

事前の情報で 「ご夫婦」で運営されて 「ちっちゃい看板娘ちゃん」がいることを聞いておりましたが、いざ来てみてこちらの外見に更に期待が高まります。

再生したかまど

そらいろさんの特徴は 「友達の家に来たような」アットホーム感と、その日みんなで食べる 「晩ごはん」

どっかで聞いたことがある文言です。

その晩ごはんのこだわりの一つとして、いつも釜炊きのごはんを出して下さいます。こちらの竃(かまど)は元々あって使えなくなっていたものを、仲間内で再生したそうです。いいですね、おくどさんがある空間。

とっても手間がかかる釜炊きごはん

「釜炊きごはん」は決して簡単なものではありません。

燃料の薪の調達→薪割り→点火→見張り→出来上がり→消火

労力もですが、かかる手間が電気釜とは違い過ぎます。とってもとっても有難い晩ごはんです。

この日の夕食メニュー

その日採れた野菜をメインに、出どころ・作り手さんがわかっている材料を用いた晩ごはん。
夕食だんらんの時間と、食べる方の身体を大切にされている事が伝わってきます。

 

その点はそらうみも同じ。野菜は庭に成ったものやご近所さんから頂いたもの。もしくは産直市由来。

お魚はできる限り地物の魚介類を食べて頂きたいので、予約を見計らって事前に釣りに行き入手しています。
もちろんそれだけだと不安定なので購入することがありますが、信頼できるお店や鮮度を見極めた上で購入しています。

珠玉の釜炊きごはん

そらいろさんに宿泊の際は、ビールは止めといた方がいいです。お腹がいっぱいになってしまうので、せっかくの釜炊きごはんをたくさん食べることができません。
いつものようにチェックイン前に購入して持参。それを飲んだところお腹いっぱいになったため、せっかく炊いて頂いたごはんをたくさん食べれませんでした。やってしまった!

 

「飲んで熊本応援」結果報告

飲んで熊本応援

「名前が似ている」「みんなで食べる晩ごはん会がある」

の他に、今回そらいろさんへ来た理由がもう一つありました。それは「熊本にある」こと。

熊本地震以降、そらうみで出来ることは何かないものか考えて実践させて頂いたのが

「熊本の焼酎を飲んでもらって、その代金が貯まったら熊本の方に贈る」

 

おかげさまで小さな貯金箱ではありますが、お金が入りきらないくらい大勢の方々にご賛同いただきました。

そちらを、そらうみゲストさんの大切なお気持ちなので、口座に送金とかではなく直接会うことができた熊本の方に渡したいと思っておりました。

この場を借りて募金の報告

趣旨にご賛同頂いた皆さん、ありがとうございました。この通りそらいろさんに受け取って頂くことができました。

 

たかさん、ゆうさん、かえでちゃん

想像していた通りのご家族さん。冬は寒い寒い小国町。それを忘れさせるような温かいご家族が、この街にはいらっしゃいます。そらいろさんです。一晩のお宿ありがとうございました。

 

そらいろの朝

おはようございます

朝日を浴びる前のそらいろさん。山間部に位置しているため、平地に比べて太陽の光が降り注ぐのが緩やか。

建物の中はぬくぬくなので忘れがちですが、外は寒い。小国町(おぐにまち)は山間部に位置するため冬の寒さは厳しいです。

折り重なった山の向こうに雲海が見える

山間部の冬の朝ならではの光景です。

すっかり凍った車

天気が良い冬の朝は、放射冷却現象でより冷たい。ドギーの旅の宿はいつも車中泊ですが、夜寝る前に湯たんぽを2個置いています。朝のおさんぽに迎えに行ったら、いつも通り元気元気。

 

小国のミニ八十八ヶ所

そらいろさんの前にある祠(ほこら)

前夜の会話

*「小国にも八十八ヶ所があって、うちのまえにもお地蔵さんがあるんですよ」

(ミニ八十八ヶ所のことかな?)「明朝、明るくなったら見てみますね!」

弘法大師と文殊菩薩

お地蔵さま、ちょっと違いました。

「三人寄れば文殊の知恵」 の文殊菩薩(もんじゅぼさつ)さま。我々に智慧(ちえ)を授けて下さる、すなわち頭が良くなるありがたい仏さまです。

見分け方は、

☆手に剣を持っている
☆獅子座に乗っている

これでほぼ間違い無しです。

 

こちらの祠がミニ八十八ヶ所であることを裏付ける材料も存在します。

「二体祀られていること」

向かって左側は弘法大師(こうぼうだいし)さまになります。四国八十八ヶ所のルールとして、全ての寺で「本尊(仏)」と「弘法大師」が例外なく二体祀られているので、こちらの仏さまたちもその法則に従ったものと考察できます。

更にこちらの仏さまたちが、何番の札所に相当するのか特定することもできます。

四国八十八ヶ所には多くの仏さまが祀られていて、それこそ「お地蔵さま(地蔵菩薩)」が居らっしゃれば「観音さま(観世音菩薩)」もいらっしゃいます。祀られている仏さまは、各寺院共通ではありません。

しかしながら文殊菩薩を本尊として祀る札所は「第31番竹林寺(ちくりんじ/高知市)」のみ。こちらの仏さまが文殊菩薩だとしたら、その札所しかありません。

そらいろさんに行かれた時は、こちらの仏さまに是非手を合わされてください。

「智慧を授かるご利益あり」

です。こんなところで先達のお仕事が役に立つとは思いませんでした。

 

「いってきます!」

一夜を共に過ごしたみんなで一枚

とっても自然なそらいろさんに、オーナーさんご家族。宿としてたくさん学ばせてもらい、趣味として楽しい時間を過ごさせて頂きました。

「ありがとうございました」「いってきます!」

また 「ただいま~」 って帰りたくなるお宿さん。その時は「おかえりー」よろしくです。

 

ゲストハウスそらいろ


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