北海道にある国道の中で自家用車で行くことができる最も標高が高い地点が三国峠です。
北海道内最高所の峠からの眺望
上士幌町・上川町を分ける峠ですが峠名の由来になっている三国とは、
十勝國(帯広)
上川國(旭川)
網走國(北見)
に由来します(実際に三方向に分かれる交差点はこの場所からもう少し先の国道39号との交点)。
峠の標高は1,139mあり周辺には人家はなく眼下には広大な森林が広がり、その先にはトムラウシ山に代表される北海道の名山の数々を眺めることができます。
かつては人跡未踏の地であり三国トンネルの完成によって行き来ができるようになったのが昭和46年(1971)の事。当初は峠付近に未舗装区間が残っていたり冬季には通行止めの措置が取られていたようですが、徐々に改良が施され現在は通年通行が可能になっています。
タウシュベツ川橋梁や層雲峡はこのルート上にあり、帯広と旭川の行き来する役割に加えて合わせて北海道の重要な観光資源にもなっています。
三国峠とドギー
道内国道最高地点を制覇。ちょっと誇らしげな旅犬です。